数理ウェーブ
日本数学コンクールフォローアップセミナー

数理ウェーブは数学コンクールで数学に興味を持った人はもちろん、数学に興味がある人なら誰でも参加できます。
毎月第4土曜日の午後に開催しています。参加費は無料です。

場所:名古屋大学理学部1号館(大学院多元数理科学研究棟)

平成24年度
5月26日
(土) 
 @14:00-16:00
「量子暗号とその模擬実験」 林 正人(名古屋大学多元数理科学研究科・教授)
わたしたちの身の回りのものは、原子や電子、さらには、光の粒子である光子などの、波動性を持つ粒子が結合して成り立っています。例えば、光子のもつ波動の向きは、サングラスや携帯電話の画面に使われる偏光板によって、調べることができます。このように波動性と粒子性の双方の性質を合わせ持つ性質は、量子性と呼ばれ、これまでの情報処理では、その不思議な性質から情報処理を乱すものとして避けられていました。しかし、この性質を積極的に用いることで、これまで情報処理では、実現できなかった情報処理が可能となることが分かってきました。今回の数理ウェーブではこのような情報処理の1つとして近年、注目を浴びている量子暗号について紹介します。量子暗号では、情報の流出そのものを防ぐことが可能であるため、どのような強力なコンピュータが現れても盗聴されることはありません。今回は、量子暗号の原理について説明し、偏光板を使った道具で、模擬的に量子暗号の実験を再現します。この模擬実験を通じて、量子暗号の原理について体験します。  (5月に著書「量子情報理論入門」を出版予定)
 4月28日
 (土) 
 @14:00-15:00
「 分数の循環小数展開について」 北岡 良之(名城大学理工学部・教授) 
分数が循環小数展開されることはかなり知られたことであるが、その性質について踏み込んで書いた教科書は一冊しか知らない。例えば、1/7=0.142857...142857が循環するが142857を分割して加えると 142+857=999 14+28+57=99 1+4+2+8+5+7=9x3 となることなど殆ど注意されていない。循環小数展開についていくつかの性質を述べた後、時間があれば分数の循環小数展開といった簡単なことでも、見方によっては現在得られている最高の結果をはるかに超えた予想にまで到達することを紹介する。
 A15:10-16:10
「数の分解と関数の分解」 大沢 健夫(名古屋大学多元数理科学研究科・教授)
すべての自然数が素数の積に分解できる(素因数分解)ということは数についての深遠な理論の出発点です。分数の部分分数分解はこれと対を成しています。多項式の因数分解の公式や指数関数や三角関数についてのいくつかの公式も、素因数分解や部分分数分解と似たものと思え、19世紀にはその視点から関数の理論の基礎が作られました。岡潔の多変数関数論はそれをさらに発展させたものです。このようなことを例を中心にお話しします。
平成23年度
 平成24年
 3月24日
    (土) 
 @14:00-15:00
「無限大の無限性」 大沢 健夫 (名古屋大学多元数理科学研究科・教授)
日常的には、非常に大きな数のことをいうのに「天文学的数字」という言葉を使ったりしますが、「無限大」はそれらとは違った非日常的な数学的存在です。無限大足す無限大は無限大ですが、2の無限大乗はさらに「大きい」無限大であるという話をします。簡単なロジックですが、深いものを含んでいます。
 A15:10-16:10
「確率 0の現象」伊師 英之 (名古屋大学多元数理科学研究科・准教授)
絶対に起こり得ないことが起こる確率はゼロである。しかし、理論的には、確率ゼロだからといって絶対に起こり得ないとは限らない。確率を面積ととらえることによって、この微妙な事柄を説明したい。
 平成24年
 1月28日
    (土)
 @14:00-15:00 
ブラック-ショールズの公式とオプション価格付けの原理  花園 誠 (名古屋大学経済学部・准教授)
オプションなどのデリバティブ(金融派生商品)の価格は、有名なブラック-ショールズの公式に見られるように一見複雑な形をしています。しかし、その価格付けの原理は「裁定なし条件」という、経済学での「一物一価の法則」というアタリマエの事実に基づいたもので、その本質は単純です。この講演ではデリバティブの意義や簡易版のオプション価格付けとその原理についてお話し、証券およびデリバティブの価格決定について考察します。
 @15:10-16:10
淘汰ゲームの方程式について  大沢 健夫 (名古屋大学多元数理・教授)
経済学における市場の均衡と生物学における適者選択は、数学的にはゲーム理論として同じ形式で説明可能のようです。囚人のジレンマから出発し、ゲーム理論の可能性に的を絞りながら、J.ナッシュの均衡やG.プライスの共分散について述べてみたいと思います。
12月24日
   (土) 
 @14:00-15:00
すごい約分   講師:鈴木紀明(名城大学理工学部・教授)
大学の講義時間は90分と長いので,私はリフレッシュの意味で,途中で「数学のジョーク」を言うことにしています.この中のひとつを発展させて今年度の数学コンクールの問題にしました。高校生や中学生のみなさんの解答のおかげで,このジョークがひとつの理論になりました。
 @15:10-16:10
「折りたたみ」からみえてくるスウガク 講師:木地茂典(和歌山県立伊都高校・教諭)

ひとつのねじり実験から思わぬ展開図を示すことができる。そして何段重ねていってもたためることも見えてくる。こんな活動のなかからおもしろいスウガクが見えてきます。
 11月26日
    (土)
@14:00-15:00
「ガウスの円分論について」 講師:横山治夫(熱田高校教諭)
ガウスは、(pは素数)の代数的解法を、彼の著書「数論研究」の最終章”円分論”で論じた。その中には、今日のガロア理論の原型がみてとれる。一番簡単な「相反方程式」から始めて、簡単な例でガウスのアイデアを説明する。そして、ガウスが数学を専攻するきっかけとなった正17角形の作図に必要なの代数的解法にふれる。
A15:15-16:00
「ブロウアップとブロウダウン」 講師:大沢健夫(名古屋大学多元数理・教授)

400年ほど前、円や直線を方程式で表すことにより、幾何学の問題を代数学の問題に置き換えて解けるようになりました(デカルトの座標幾何)。方程式で表せる図形は円や直線の他にもいろいろあり、それらの交点の数を正しく数える方法についてはやっと20世紀に入ってから一般的な理論ができました。その理論は広中の特異点解消定理によってさらに明快になりました。広中理論では、方程式がなるべく簡単な形になるように座標を取り替える操作が重要です。そのうちで代表的なブロウアップとブロウダウンの一端にふれます。

 10月29日
    (土) 
 @14:00-14:30
「数学コンクール論文賞受賞者による研究発表」 中西有馬(東海高校・2年)
3種理の面
 A14:45-15:45
「星型正多面体の話」 講師:伊師英之(名古屋大学多元数理・准教授)
「いわゆる星型(五芒星)は、たまたま辺が交わっているものの、5つの頂角と5本の辺がそれぞれ等しいので正多角形とみなせる。>これはしばしば正5/2角形とよばれ、他にも正p/q角形が同様に定義される。それでは正多角形の立体版である正多面体に対しても、類似のものが考えられないだろうか。その解答として、全ての星型正多面体を紹介する。
 6月25日
    (土) 
 @14:00-15:00
「結び目は4色では塗れない?!」 講師:長郷文和(名城大学理工学部・准教授)
4色と聞いて「4色問題」を連想する方もいらっしゃると思いますが,今回の内容は,全く別物です.と言っても,色を塗るという点では同じです.この講演では,結び目(の絵)の中に現れる孤(arc)ごとに色を塗ることを考えます.特に,4色で色を塗りましょう.ただし,どの様に塗ってもよいというのでは,数学の出番がなくなってしまいますので,もちろん,ある法則に従って塗っていきます.その時,結び目は4色で塗れるのでしょうか,塗れないのでしょうか?この視点から,ある結び目を具体的に塗っていくことで,色塗りのメカニズムを探りす
 A15:10-16:10
「よい近似とは?」 講師:大沢健夫(名古屋大学多元数理・教授)
分数を小数で近似しようとすると循環小数というものに出会います。逆に、小数を分数で近似しようとするとどうなるでしょう。「数と図形」の第15章や拙著「寄り道の多い数学」の第3章にそって、無理数を有理数で近似する話を紹介します。関数を有理関数で近似する話もできればよいですが、多分時間が足りないでしょう。
5月28日
    (土)
@14:00-15:00
[正多面体の体積を計算してみよう」 講師:橋本英哉(名城大理工学部:教授)
3次元空間の正多面体は5種類しか存在しないことが知られています。この中で正6面体は簡単に計算できますがその他の正多面体の体積を求めた事はあるでしょうか。今回は特に正12面体の体積を計算する方法について考えてみたいと思います。
A15:10〜16:10
「因数分解」 講師:大沢健夫(名古屋大学多元数理・教授)
因数分解には、6=2×3のような「整数の素因数分解」や、のような「多項式の因数分解」の他にも、広い意味ではなどいろいろな形があります。このような「一般的な因数分解」ついて、「数と図形」の第11章「整数を素因数に分ける方法はただ一通りか」にそってお話します。
4月23日
    (土)
@14:00-15:00
「円と仲間たち」 講師:足立真訓(名大多元数理・院生)

円はもっとも基本的な図形のひとつで、紀元前から現代まで研究され続けています。通常は円を「ある点から等しい距離にある平面上の点の集まり」と定義します。しかし、円の性質をよく考えていくと、別の特徴づけもできることに気付かされます。そのような探求を通して見つかる円の仲間たちをご紹介します。

A15:10〜16:10
「循環小数」 講師:大沢健夫(名古屋大学多元数理・教授)
「数と図形」(ラーデマッヘル・テプリッツ)の第19章にそって、循環小数の周期の長さや周期がどこから始まるかについて学び、それを発展させた問題(2002年度の数学コンクール)について考えてみます。

平成22年度
平成23年
 3月26日
    (土)
@14:00-15:00
「方程式を解いた人々」 講師:大沢健夫(名古屋大学多元数理・教授)
方程式を解くために考え出された様々な工夫を、数学者たちの仕事をたどりながら古い順に紹介します。2次方程式の解を近似的に求める方法についても考えてみます。3次方程式の解の公式など特に重要なものについての詳しい内容と、5次方程式の研究から生まれたガロア理論の説明は次の竹内先生のお話に譲ります。
A15:10〜16:10
「ガロア理論とその応用ー生誕200年を記念して」 講師:竹内 茂(岐阜大学・名誉教授)
今年はエヴァリスト・ガロア生誕200年に当たる記念すべき年です。
ガロア理論に関係した話題を以下のようにお話する予定です。
1.2次から4次までの低次代数方程式の解法を、皆さんと一緒に考える。
2.5次以上の方程式が解けない理由を、ガロア理論に基づいて説明する。
3.最後に2.の応用として、三角形の面積を求めるヘロンの公式、円に内接する四角形の面積を求めるブラーマ・グプタの公式を、五角形以上の多角形には一般化できない、という松本幸夫氏らの研究結果を紹介します。
 平成23年
 1月22日
    (土)
 @14:00-15:00
石けん膜が作る最短路(日本数学コンクールの問題から)
講師 鈴木 紀明 (名城大学理工学部・教授)
昨夏の日本数学コンクールで出題された問題のひとつ「大きく切り開く」について、高校生や中学生がどのように考えたかについて解説します。この問題は、シュタイナーの最短路問題と関係しており、その最短路を極小曲面である石けん膜が教えてくれることを実験したいと思います。
 A15:10〜16:10
最大・最小問題の考え方
講師 大沢 健夫 (名古屋大学多元数理・教授)
一定の条件の下で得られるベストの結果を知るため、数学的な考え方が役に立つことがあります。最大・最小問題はその一例といえます。これについて、幾何的な解法の例や論理的な側面についてお話しします。
 平成22年
12月25日
    (土)
 @14:00-15:00
アフリカの数学--ソナの砂絵--
講師 庄司 俊明(名古屋大学多元数理:教授)
中央アフリカに住むチョクエやルンダの人々は、部族に伝わる神々の伝承や動物達との交流を、砂地に絵を描きながら語り継いで来た。これをソナまたはルナという。ソナは一種の一筆書きであるが、数学的に興味深い図形である。講演では、ソナにひそむ数学の魅力を伝えたいと思う。
 A15:15〜16:15

多面体を解こう

講師 大沢 健夫(名古屋大学多元数理:教授)

数学コンクールで出現された問題のうち多面体に関連するものをいくつか選んで解説し、関連した数学の話題を紹介します。

平成22年
11月27日
   (土) 
 @14:00-15:00
複素数で解く図形と方程式        

 講師 大沢 健夫(名古屋大学多元数理:教授)
 
複素数の概念は方程式の解の公式の発見に伴って整備されたものですが、ガウスによって幾何への応用が見いださ れて以来、様々な数理構造の研究に役立って来ました。その中から有名なものをいくつか選んで紹介します。

 A15:10〜16:10

 【複素数の一般化とトポロジー】

講師 小林 亮一 (名古屋大学多元数理:教授)

代数学の基本定理は、その名前からは想像しがたいが、その証明は本質的にトポロジーである。それの高度な一般化として、1958年に解決した可除代数の決定問題がある。 実ベクトル空間に入る「複素数的な体系」を分類しよう、という問題である。その解決は、非常に深いトポロジーによっている。このあたりから、話題を選んでお話したい。

 平成22年
10月23日
   (土) 
 @14:00-14:30
数学コンクール論文賞受賞者による研究発表        

数字の出現頻度:東海高校数学研究会

 @14:45-15:45
3次方程式の種々の解法について        

 講師 大沢 健夫(名古屋大学多元数理:教授)

平成22年
6月26日
(土) 
@14:00〜15:00
【経路積分から見るミクロの世界】

講師 福田 恭平(名古屋大学理学研究科:院生)

原子くらい小さな世界になると日常経験する常識が通じなくなってしまいます。そのような世界を記述するための物理の分野として量子力学があります。そこで、今回の話の内容は量子力学の入門としてファインマンによって導入された経路積分の概念を物理の立場で紹介します。簡単な計算を通してこの不思議な世界を感じてもらいたいと思います。

 A15:20〜16:20

【動かない点と動く座標】

講師 大沢 健夫(名古屋大学多元数理:教授)

電車の窓の外の風景の移り変わりを観察することにより、電車がどう動いているかを知ることができます。この考えを発展させて幾何学を例題を解きながらご紹介します。

平成22年
5月22日
    (土)
@14:00〜15:00
3次元球面を視る(2つのボールを張り合わせよう)
 講師 長郷 文和(名城大学理工学部・助教)
概要:例えば(中身の詰まっていない)ゴムボールを"赤道部分"で2つの"お椀"に切り分けてください。"お椀"を強引に平らにすると円盤になります。この現象は,位相幾何学(柔らかい幾何学)における2次元球面(原点からの距離が1である3次元空間内の点の集合)という曲面の1つの捉え方を表しています。
 さて,この発想は,ちょっと変わった空想の世界に導いてくれます。例えば,"2次元人"(平面内にしか住めない知的生命体)がいたとします。彼らは,縦・横・高さの広がりを持つ2次元球面の全体像を直接見ることはできません。
 そこで2次元人に『2つの円盤をその淵で貼り合わせれば2次元球面ができる!』と“3次元人のお告げ”として声をかけてあげましょう。しかし,この貼り合わせは平面内ではどう見ても無理ですから,全く信用しない2次元人も多いでしょう。
 そこで,この講演では,2次元人に,この『貼り合わせ』を理解してもらえる(?)様な1つのアイデアを考えたいと思います(皆さんも考えてきてください)。
 すると,4次元空間において,2つの中身が詰まったボールを,その淵の2次元球面で"きれいに"貼り合わせることも可能になりますし,完成した物体が3次元球面(原点からの距離が1である4次元空間内の点の集合)になることが視える様になります。
 この貼り合わせは,3次元空間では,どう見ても無理ですから信じ難いことですが,"4次元人のお告げ"が聞こえる様,まずは2次元人の気持ちになって議論してみましょう。
A15:10〜16:10
いろいろな加法定理
 講師 大沢 健夫 (名古屋大学多元数理:教授)
概要:三角関数の基本的な性質としてよく知られている加法定理をとりあげます。その歴史や平面幾何の問題への応用の話からはじめて、18世紀に発見された新しい視点からの加法定理の言い換えと、それを発端として展開した楕円関数の理論の一端を紹介します。
平成22年
4月24日
(土)
@14:00〜15:00
対数関数の多様な姿
 講師 山盛 厚伺(名古屋大学多元数理:院生)
概要:対数関数は高校で習う関数ですが、この関数は現代の数学のいろいろな場面で現れます。この講演ではその中からいくつかの話題を選び紹介したいと思います
A15:10〜16:10
数の概念について
 講師 大沢 健夫(名古屋大学多元数理:教授)
概要:自然数が表すものは、通常は「個数」と「順序」の二種類とされていますが、「分割」もそうだという説があります。数学者で仏教にも造詣の深い藤本坦孝氏の論説など、いくつかの「自然数論」を調べてお話します。
平成21年度
平成22年
3月20日
    (土)
@14:00〜15:00
曲がった空間と平らな空間 
 講師 足立 真訓(名古屋大学多元数理・院生)
概要:地図の作製方法には等角図法など様々に工夫ができますが、一方で完全な地図を作ることはできないという理論的限界もあります。このことは中学校で習った数学を元に証明することができます。この講演ではその証明を深く考える所から始めて、現代の幾何学へ楽しく入門してみたいと思います。
A15:10〜16:10
多弁なカタラン数
 講師 大沢 健夫 (名古屋大学多元数理:教授)
概要:順列・組み合わせの話です。E.C.カタラン(1814-94)が導入した数は、多角形に交わらずに対角線を引く仕方の総数を始め、いろんな組み合わせの数を表すのに使えます。確率論ではランダム・ウォークの理論で出て来ますが、等角図法の話にも面白いところで顔を出します。その中からいくつか調べてお話しします。
平成22年
1月23日
(土)
@14:00〜15:00
関数の補間について 
 講師 山 路 哲史(名古屋大学多元数理・院生)
概要:2点を結ぶ直線が一本引けることは学校で教わらなくても分かりますが、それを発展させた数学はIT技術の基礎になっています。それに触れてみたいと思います。
A15:10〜16:10
形と方程式
 講師 大沢 健夫 (名古屋大学多元数理:教授)
概要:球面上の図形を平面上に写し取る数学は地図の作製の基礎ですが、その数学が発展して確率論などにも応用されるようになっています。その一端に触れてみます。
平成21年
12月26日
    (土)
@14:00〜15:00
16個の多角形とそれらに潜む不思議な数
 講師 瀧   真 語 (名古屋大学多元数理:特任助教)
概要:格子点を頂点に持つ凸多角形で、内部にちょうど1点だけ格子点を含むものは16個あることが知られている。このような多角形の間には「12」という数で不思議なつながりがある。この講演ではトーリック多様体やミラー対称性などにも触れながら、 16個の多角形と「12」という数字について解説する。
A15:10〜16:10
格子模様の幾何
 講師 大 沢 健 夫 (名古屋大学多元数理:教授)
概要:格子は普段目にすることの多い図形だが、数学でも整数論や幾何学の重要な概念である。ここでは幾何学的な話題に的を絞り、対称性の高い格子の分類について基礎的な話を紹介する。正多面体の分類と同種の問題と思っても良い。最近の数学の先端的話題である「24の不思議」にもつながる話である
平成21年
11月28日
(土)
@14:00〜15:00
平方剰余の相互法則
 講師 横山治夫(熱田高校:教諭)
A15:10〜16:10
引き出し論法と数論
 講師 大沢 健夫 (名古屋大学多元数理:教授)
平成21年
10月24日
   (土)
@14:00〜14:30
数学コンクール論文賞金賞受賞者による研究発表
 「親友交歓」 講師 武田 久輝(南山高校3年生)
A14:45〜15:15
数学コンクール論文賞金賞受賞者による研究発表
 「親友交歓」 講師 東海高校数学研究会
B15:30〜16:00
確率と曲率
 講師 大沢 健夫 (名古屋大学多元数理:教授)
平成21年
6月27日
(土)
@14:00--15:00
階乗とガンマ関数 
 講師 伊師 英之 (名古屋大学多元数理:准教授) 
要旨:  自然数ではない数の階乗は、どのように定義できるか?この問への自然な解答がガンマ関数であり、たとえば -1/2 の階乗は √π(πの平方根)と考えるのが妥当である。この講演ではガンマ関数についての基本的な事柄を概説する。
A15:20--16:20
岡の上空移行
 講師 大沢 健夫 (名古屋大学多元数理:教授)
要旨: 岡潔は多変数関数論を開拓した孤高の数学者であり、世界の指導的数学者たちの「奈良詣で」が話題になるなど、注目を集めた。岡の畢生のアイディアともいうべき「上空移行原理」について、その糸口と最近の展開について述べる。
平成21年
5月23日
(土)
@14:00--15:00
素数定理と関数論
 講師 鈴木 紀明   (名城大学理工学部 教授)
A15:20--16:20
 虚数次元について
  講師 大沢 健夫 (名古屋大学多元数理 教授)
平成21年
4月25日
(土)
@14:00--15:00
 有限ゲームの必勝法
  講師 安本 雅洋(名古屋大学情報文化学部 教授)
要旨:有限ゲームに必勝法が存在することは簡単に示せますが、それを具体的に見つけるのは困難です。その困難さを厳密に表す「NP−hard」とうい概念について具体例をまじえて解説します。
A15:15--16:15
 ガウスからの手紙
  講師 大沢 健夫 
(名古屋大学多元数理 教授)
要旨:19世紀の大数学者ガウスが友人あてに書いた手紙に沿って三角形の内角の和が180度よりも小さくなる幾何の世界を紹介します。
平成20年度
平成21年
3月21日
(土)
@14:00--15:00
 正多面体と球面分割について
   講師 横山治夫(熱田高校)
要旨:民芸品の鞠の模様などにみられる球面の綺麗な分割について、オイラーの多面体定理や正多面体についての基本事項をふまえながら系統的な分類結果を紹介する。
A15:15--16:15
 
旅の窓から
  講師 大沢 健夫 (名古屋大学多元数理 教授)
要旨:車窓風景にまつわる数理を数学コンクールの問題を例に挙げながら解説する。たとえば、外の風景の移り変わりから列車の動きがどこまで正確に分かるかなど。
平成21年
1月24日
(土)
@14:00--15:00
円の鎖
  講師 小島  彰二(東海中学校)
要旨:今年出題した数学コンクールの問題の詳細な解説
A15:10--16:10
 沈黙と雄弁の間
  講師 大沢 健夫 
(名古屋大学多元数理、教授)
要旨:情報というものに対する数学的認識の基礎を与えたシャノンの第1定理と第2定理の紹介
平成20年
12月27日
(土)
@14:00--15:00
中心極限定理について 
    講師 布施 洋  (名古屋大学多元数理、院生) 
要旨:大学の数学の内容に触れて頂くという意味で、確率論で基本的な中心極限定理を紹介します。
A15:10--16:10
 数理の目がとらえた図形たち(その2)−天空からの問いかけ
  講師 大沢 健夫 
(名古屋大学多元数理 教授)
要旨:宇宙からは種々の対称性を持った物質や情報が もたらされる。数学コンクールの問題のうち、そんな対称性にかかわるものを選んで紹介したい
平成20年
11月22日
(土)

@14:00--15:00
 もろ手型結び目を探せ!  
  
講師 岡崎 建太 (京都大学数理解析研究所、院生)
要旨:鏡に映った像と自分自身がぴったり重ね合わせられるものをもろ手型といいます。例えば靴下はもろ手型ですが、手袋はそうではありません。結び目のなかでそうしたものがどのくらいあるのかを、実際にひもをいじりながら説明していきたいと思います。

A15:10--16:10
 数理の目がとらえた図形たち(その3)−春秋はめぐるとも
  講師 大沢 健夫 
(名古屋大学多元数理 教授)

要旨:前回は曲面の話が中心であり、最後は流れの指数にふれたが、今回はそのような流れに沿って動く点の経路に関する図形的な考察を紹介した
い。具体的には無理数についてのクロネッカーの定理と、そこからの展開である。

平成20年
10月25日
(土)
@14:00--14:30
  今年度の日本数学コンクール論文賞金賞受賞者(題未定)
A14:40--15:10
  今年度の日本数学コンクール論文賞金賞受賞者(題未定)
B15:20--16:00
  数理の目とらえたが図形たち(その1)−-膜の内と外
   講師 大沢 健夫(名古屋大学大学院多元数理科学研究科 教授)
平成20年
6月28日
(土)
@14:00--15:00
  発散級数の総和法について
   講師 三宅 正武(名古屋大学大学院多元数理科学研究科 教授)
A15:10--16:10
  正規直交基底について
   講師 足立 真訓(名古屋大学大学院多元数理科学研究科 院生)
平成20年
5月24日
(土)
@14:00--15:00
 FBI捜査官を救え!?
   講師 小島 彰二(東海中学・高等学校)
A15:10--16:10
  方程式が解けなかった頃
   講師 大沢 健夫(名古屋大学大学院多元数理科学研究科 教授)
平成20年
4月26日
(土)
@14:00--15:00
  江戸の数学クイズ
   講師 深川 英俊(元春日井高校教諭)
A15:10--16:10
  曲面の「へそ」について
   講師 大沢 健夫(名古屋大学大学院多元数理科学研究科 教授)
平成19年度
平成20年
3月22日
(土)
@14:00--15:00
  回す四元数
   講師 伊師 英之(多元数理科学研究科 准教授)
A15:10--16:10
  洪水と数学
 講師 大沢 健夫(名古屋大学大学院多元数理科学研究科 教授)
2月はお休みです。
平成20年
1月26日
(土)
@14:00--15:00
  あなたの美しい数学は何ですか
   講師 鈴木紀明(多元数理科学研究科 准教授)
A15:10--16:10
 ゲームの数理
 講師 大沢 健夫(名古屋大学大学院多元数理科学研究科 教授)
11月
24日
(土)
@14:00--15:00
 奇妙な合同の話とパラドックス
 講師 外倉 悠介(名古屋大学大学院多元数理科学研究科 院生)
A15:10--16:10
 伝言ゲームの数理−−シャノンの大定理
 講師 大沢 健夫(名古屋大学大学院多元数理科学研究科 教授)
10月
27日
(土)
@14:00--14:30
 平成19年度日本数学コンクール論文賞金賞受賞者
A15:00--16:00
 Hilbertの既約定理
 講師 安本 雅洋(名古屋大学情報科学科 教授)
7月〜9月はお休みでした。
6月
23日
(土)
@14:00--15:00
 数学で最も重要な関数について
 講師 山路 哲史(名古屋大学大学院多元数理科学研究科 院生)
A15:10--16:10
  i は地球を救うか?(その7)−-フーリエの展開
   講師 大沢 健夫(名古屋大学大学院多元数理科学研究科 教授)
5月
26日
(土)
@14:00--15:00
 コンピュータで見る複素関数
  講師 伊師 英之(名古屋大学大学院多元数理科学研究科 准教授
A15:10--16:10
  i は地球を救うか?(その6)−-角の幾何学
   講師 大沢 健夫(名古屋大学大学院多元数理科学研究科 教授)
4月
28日
(土)
@14:00--15:00
  複素数から四元数へ
   講師 鈴木紀明(多元数理科学研究科 准教授)
A15:10−−16:10
  i は地球を救うか?(その5)−−円周の等分
   講師 大沢 健夫(名古屋大学大学院多元数理科学研究科 教授)

平成18年度
3月
24日
(土)
@13:30−−15:00
  折り紙と数理の科学
   講師 川崎 英文 (九州大学大学院数理学研究院数理科学部門・教授)
A15:10−−16:10
  i は地球を救うか?(その4)−−ガウスの整数
   講師 大沢 健夫(名古屋大学大学院多元数理科学研究科 教授)
1月
27日
(土)
@14:00−−15:00
  世界地図の数理
   講師 横山治夫 (愛知県立熱田高等学校教諭)
A15:10−−16:10
  i は地球を救うか?(その3)−−ベズーの原理
   講師 大沢 健夫(名古屋大学大学院多元数理科学研究科 教授)
12月
23日
(土)
@14:00−−15:00
  1対1対応の自然な証明
   講師 太田稔 (愛知教育大名誉教授)
A15:10−−16:10
  i は地球を救うか?(その2)−−ベズーの原理
   講師 大沢 健夫(名古屋大学大学院多元数理科学研究科 教授)
11月
25日
(土)
@14:00−−15:00
  
A15:10−−16:10
  i は地球を救うか?(その3)−−交点の探求
   講師 大沢 健夫(名古屋大学大学院多元数理科学研究科 教授)
10月
28日
(土)
@14:00−−14:30  
  シャボン膜のつくる曲面
   講師 平成18年度数学コンクール論文賞金賞受賞者
A15:00−−16:00
  極小曲面に関する藤本理論
   講師 大沢 健夫(名古屋大学大学院多元数理学科研究科 教授)

平成17年度
3月
25日
(土)
@14:00−−15:00  
  数学的な考え方について---和算「油分け算」をとおして---
   講師 山田雅博 (岐阜大学)
A15:10−−16:10  
  ジョルダンの曲線定理の古典的証明について
   講師 大沢健夫 (名古屋大学教授)
1月
28日
(土)
@14:00−−15:00  
  タイル張りに見る対称性(続き)
   講師 横山治夫 (愛知県立熱田高等学校教諭)
A15:10−−16:10  
  タイル張りに見る対称性
   講師 横山治夫 (愛知県立熱田高等学校教諭)
12月
14日
(土)
@14:00−−15:00  
  等角写像とプライムエンド
   講師 今田光彦(東京工業大学大学院生)
A15:10−−16:10  
  フーコーの振り子
   講師 大沢健夫 (名古屋大学教授)
11月
26日
(土)
@14:00−−15:00  
  車窓風景の移り変わりと地図つくり --- 角(かく)の役割
   講師 柴 雅和 (広島大学教授)
A15:10−−16:10  
  ジョルダンの曲線定理の古典的証明について
   講師 大沢健夫 (名古屋大学教授)
10月
22日
(土)
@14:00−−15:00  
  ジャグリングの中の数学---投げ方のサイドスワップ表記---
   講師 片岡俊基 (三重県 私立高田高等学校1年)
A15:10−−15:50  
  ひもの玉手箱-平成17年度数学コンクール論文賞金賞受賞論文より)-
   講師 正谷優典(名古屋市立名東高等学校3年)

平成16年度
12月
25日
(土)
14:00〜15:00
@対称行列と錐体 
  講師 愛知県立熱田高校(数学)教諭 横山治夫
15:10〜16:10
Aいろいろな総和法について
  講師 大沢 健夫(名古屋大学大学院多元数理科学研究科 教授)
11月
27日
(土)
14:00〜15:00
@反複写像系とフラクタル 
  講師 多元数理科学研究科院生  今田光彦
15:10〜16:00
A数学者の名言を味わう
  講師 多元数理科学研究科助教授 鈴木紀明
6月
26日
(土)
14:00〜15:00
@複雑な曲線の大きさ
  講師 鈴木 紀明(名古屋大学大学院多元数理科学研究科 助教授)
15:10〜16:10
A無限大自然数について
  講師 安本 雅洋(名古屋大学大学院情報科学研究科 教授)
5月
22日
(土)
14:00〜15:00
@交わる平行線−非ユークリッド幾何の世界−
  講師 佐藤 肇(名古屋大学大学院多元数理科学研究科 教授)
15:10〜16:10
Aゲーテルへの道
  講師 大沢 健夫(名古屋大学大学院多元数理科学研究科 教授)


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